自由な時間の使い方:通信制高校での自己成長とアルバイト経験
はじめまして。私はかつて通信制の高校に通っていました。まずはそのいきさつを説明します。最初は家の近くの普通科の高校に通っていました。高校2年生になる前に進路選択をする仕組みになっていて、私はそこで理系のクラスを選択しました。しかし選択したものの、理系のクラスにあまりその時合わない雰囲気を感じていました。当時、先生に文転がしたいと相談をしたのですが、その学校には文転をする制度がなく、高校を卒業するまで、このクラスが固定であると言われました。私は悩んだ末に、通信制の高校に転入する道を選びました。そして高校の最後の1年間のみ、通信制の高校で学ぶことになりました。そこの高校には週に2、3回程、通学したらよく、最低限の課題をこなす必要性がありました。通常の高校にいくことと比較すれば、大幅に時間の余裕があると思います。その時間をどうするかは個人に委ねられます。私はラーメン屋と回転寿司店でアルバイトをしながら、高校に通い続けていました。最初の高校が、理系クラスは学習に大幅に時間を割かれるのに対し、通信制の高校は基本的には自由です。大切なのはそこで何をするかだと私は思います。例えば、自分がしたい勉強をする。働きながら、別のスキルを身に着ける。どう過ごすかを、有意義にできるかどうかも自分次第です。学校での友達ですが、僕が通っていた通信制の高校は、かなり作りづらかったです。普通科の高校であれば、生徒と先生、みんなが知り合いですし、いい意味で和気あいあいとした雰囲気がありますが、通信制の高校の授業は、他の生徒も、先生も全員が他人といった感覚です。もちろん先生は学習に対してこちらの相談にはのってはくれますが、通信制の高校に通うのであれば、友達は出来なくても気にしない。出来ればラッキーぐらいに思っていたほうがいいかもしれません。後悔していることといえば、普通科の高校でもうちょっと真面目に頑張っていたらと思うこともあります。(理系の勉強を途中で放棄してしまったため。)一見、無駄に思えても、一生懸命やったことであったら、役立つこともあるかもしれないからです。数学や理科なんて勉強しても意味がない。当時の私はそう思っていましたが、今はそんなことは思いません。最後にアドバイスですが、自由な時間が出来る分、その学校以外の時間で何をするかが本当に重要です。
ゲームからの転機:通信制高校での新たな人生のスタート
こんにちは、私は現在30歳の女性で、シングルマザーとして育児と仕事で忙しいながらも毎日楽しく暮らしています。こんな私の通信高校の体験談を聞いてください。もともと私はどこにでもいる普通の全日制の高校生でした。私立の女子高のちょっとだけ進学校。その中で成績は低空飛行ではありましたが、それなりに仲間もいて充実した高校生活を送っていました。そんな私にはある趣味がありました。ゲームが大好きで、ほとんど毎日一人でゲームセンターに通って遊んで帰っていました。毎日ゲーセンに入り浸る中で、私は普通の高校生生活では出会わないような不良との交友が多くなり、その内一人の男性と付き合い、妊娠しました。親同士の話し合い等色々ありましたが、結局高校を中退し、私は子供を産む選択をしました。子供を産んだ後、元々素行の良くなかった彼氏は全く改善の兆しがなく、また暴力が酷く耐えられず、生後半年の赤ん坊だった子供を連れて電車代だけを握りしめて実家に逃げ帰りました。好き勝手して結局逃げて帰った私を迎え入れてくれた家族には今でも感謝しかありません。それから半年、自分で子供を育てるために、私は通信高校を受験する事にしました。通信の他に、夜間高校という選択肢もありましたが、子供を置いて夜間に外出する事に抵抗があったので、昼にスクーリング(通信でも週に数回の登校が必要)のある通信高校を選びました。入学試験は作文と面接のみで、おそらく普通の文章が書けて、普通の受け答えが出来れば通ると思います。学費は今は違うのかもしれませんが公立の通信制で、入学金や、授業料等諸々合わせて40,000円程だったと記憶しています。2年目以降も30,000円も掛かっていなかったと思います。ちなみに学生生活は全日制高校と大きく異なります。クラス分けと言う概念は一応存在するようですが、入学時のホームルーム以降クラスを意識するタイミングは皆無に思いました。通信制高校で、勉強で一番重要なのはレポートと呼ばれるプリントの提出かと思います。教科書を見ながら問題を埋めて、郵送もしくは学校に備え付けられたポストに期限内に提出が必要でした。何点以下ならやり直しで、期限内に合格に達しなかったら単位を落とすことになったと思うので、適当に書いて出すだけではいけません。また、スクーリング(登校)に関しては一つの教科の単位を取るために、例えば10回ある中で、どこか6回だけ受ければ良いといったルールなので、内容が飛び飛びになってしまい、授業の内容がよくわからないながらも聞いてるだけ、、と言う教科もありました。体育の授業は幅広い年齢層が登校している事もあり、非常に楽な内容だったと記憶しています。ちなみに、定期テストが存在します。これも恐らく合格点に達しなければ単位を落とすことになりかねないのだと思いますが、基本的にレポートとほぼ同じ内容が出ていたと思います。友人関係ですが、作ろうと思えば作れる。と言う感じかと思います。何しろ登校日が少ないので、毎回顔を合わせる生徒というのは少なかったと思います。私は科学が好きで、科学だけはほぼ全ての授業に出席したのでそこでよく会う子を見つけて話し相手になってくれてははいましたが、何処かに遊びに行くまでの友達は出来ませんでした。ちなみに私はあくまで子育て重視で運動会、学園祭、卒業式等全ての行事に出席しませんでした。確か遠足もあった気がします。参加しなくても卒業は可能だと思いますが、学園生活感はかなり薄く、卒業した実感もあまりなく、友達も出来なかったので、いくつかは参加した方が良かったのかも知れません。最後に、、通信制高校でも、課題をきちんとこなせば、普通に高校は卒業出来ます。ですが、普通の全日制高校と、学園生活は大きく異なり、高校時代の思い出が人とはちょっと違った形になると思います。それは、人生生きていく上で、例えば会社の人と高校時代の雑談をする時であるとか、子供に高校時代の話を聞かれる時であるとか、様々な形で少し言葉に詰まってしまったりコンプレックスに思う場面に出会うかも知れません。恐らく、全日制高校を普通に卒業した方が後々の人生が軽く生きられると思います。出来るだけ全日制高校で卒業できる道を模索してみてください。
苦労と希望:肉体労働と通信制高校の両立に挑む男性の奮闘
私は24歳男、2歳の子供と1つ年下の妻3人で暮らしている男性です。私が、通信制の高校に入学したのは私が16歳の時でした。15歳で昼間の普通高校に入学しましたが、学校になじめず2ヶ月で退学しました。そして1ヶ月間遊びまわったのちに父親の紹介で土木建設会社にアルバイトとして働き始めました。社会人として建設業界で働き始めると、だんだん学校が恋しくなっていきました。多分その時は肉体労働もきつく、職場に年が近い人がいなかったからだと思います。それでも仕事は真面目にいき、職場にも慣れてきて職場の人間関係も良好で徐々に楽しくなっていきました。それに、物作りがほとんど仕事なので少しずつやりがいも感じていきました。アルバイトを始めて半年以上過ぎた時に、会社の社長からアルバイトを辞めて高校に行けと言われました。私はその時そういわれたのがショックで断りました。どうやら私の父親が、会社の社長に高校に行かすように頼んだみたいでした。ですが、そのときの私はこの仕事を頑張って早く1人前になるという事を考えていたのでまったく高校のことなど頭にありませんでした。ですが、社長にかなりしつこく言われ妥協してアルバイトとして働き続け、通信制の高校に通うという形になりました。後から聞いたのですが社長は中卒で人1倍苦労したそうです。肉体労働をしながら通信制の高校の提出物をこなしていく日々は正直しんどかったです。ですが、社長にきちんと卒業をするという約束をしていたのでなんとかがんばってこなしていきました。その時は、高校なんてやめてしまいたい、今の職場に学歴はいらないとばかり思っていました。なんとか卒業までがんばり、高卒の資格を得ました。現在、会社は変わりましたが今でも土木建設業で働いています。確かに、中卒でも働けますがやはり高卒になると仕事を選べる幅が広がると思います。やりたい仕事があるのに、学歴でできないのはもったいないと思います。通信制は、登校しないでいいので自由な時間が多く学校になじめない人、諸事情で登校できない人にとってはとても良いところだと思います。ぜひ頑張って欲しいです。