通信制高校の体験談:実際に通った人が語る学びや苦労

通信制高校の選択肢:授業レベルと大学受験の並行についての後悔

私は現在、34歳男性で、中学時代に親の過干渉やいじめなどでうつ病になり、一か月で高校中退し、通信制高校に入ったのですが、通信制高校に入った時はうつ病から解放された感じになりました。

見ておられる方もおそらく中学時代の何らかのトラブルが原因で通信制高校に入ったか入ることを検討されておられると思います。
やっぱり、仕方がなく通信制高校に通っているんですよね。
ほとんどは。

積極的に何のトラブルもなかったら全日制高校を卒業したほうが良いと思います。
私が入った通信制高校は今から考えれば、公立の通信制高校でそんなに授業レベルが全く高くなかったです。

中学時代の知識にプラスアルファ程度の勉強。
でも最近は通信制高校のレベルが色々と出てきて、ほとんど全日制高校の進学校と変わらない授業をするところもあるようで、そこらへんは自分の学力に応じて選ぶ必要がありそうです。

後悔していることは私が選んだところは授業レベルが全く高くなかったので大学受験の予備校に平行して通う必要があったという事です。
慎重に選んでおけば、並行する必要はなかったかもしれません。

通信制高校の人間関係は全日制高校と違って非常に楽です。

そこらへんは人間関係が不得意な人は通信制高校が手段として考えられます。

しかしあまりに人間関係がないので、孤独を感じるなどの側面もあるのは否定できませんし、校則もないし、学習計画なども自分でたてる必要があり、全日制高校の生徒と違ってかなり自己管理が求められます。

私が選んだところは旧大検を受けて合格すると有る程度の授業を受けなくてよいという通信制高校でした。

通信制高校の勉強内容はレポートと週一回程度の登校とたまにある体育程度でした。

中学時代の同級生からはやっぱり、全日制高校に通っていないので通信制高校在学中も疎遠になっていきました。
私はうつ病になって仕方がなく通信制高校に入ったのですが、やっぱり何もなければ全日制高校の方が良かったと感じる側面もあります。

通信制高校の体験談:不登校からの再スタートと時間の使い方

私は25歳の会社員で現在は配送関係の仕事をしているのですが、実は私は過去に通信制高校に通っていた経験があります。


私が通信制高校に通うようになったのは中学卒業後からで、色々なことがあって中学2年から卒業まで不登校になったことで一般の高校に進学するのが難しかったので、地元の公立の通信制高校に進学しました。


私が通っていた通信制高校は週に2日間スクーリングがあって、火曜日と日曜日に同じ内容の授業が行われていたので、基本的にはそのどちらかの曜日に出席しながら科目ごとに決められた出席日数を満たす形になっていました。


ただ私の場合は1時間目から放課後までずっと学校にいるのはちょっと面倒だったので、火曜日と日曜日で2回に分けて授業に出席していました。


またその時々の状況や気分でしばらく学校に行かない日もあったので、出席日数を満たすためによく火曜日と日曜日で同じ授業に出ていました。


また高校では授業とは別に科目ごとに決まった回数のレポートを提出する必要があったので、自宅で教科書や学習書で調べながらレポートを書いていました。


ただレポートを書くのが遅れてしまったり、そもそもやるのを忘れていたこともあったので、ちょくちょく提出期限が過ぎて評価が悪くなることもありました。


そんな感じで授業とレポートをこなしつつ、学校には卒業までに行事に30時間出る必要があったので、始業式や遠足などの学校の行事に定期的に出ていました。


一応3年で卒業するという目標があったのですが、不登校になった影響もあって集団に入るのがなかなか無理で、1年目に体育の単位を落としてしまいました。


学校では体育1~体育3までが必修科目になっていて、加えて体育は1年に1科目しか受けられなかったので、結果的には4年で卒業となりました。


通信制高校を卒業してからもう10年近く経ちますが、当時は通信制高校でなければ高校卒業どころか通うことも難しかったので、そう思うと通信制高校を選んで正解だったなと思っています。

通信制高校の魅力:緊張を克服し、楽しく学ぶことができた体験談

僕は人と話すのが苦手です。
勉強もまったくしてなかったので通信高校に行きました。

中学学生の時進路のこととか、将来何をしたいかを全く考えていませんでした。
その時先生が通信高校を進めてくれました。
最初は学校に馴染めるかすごく不安でした。

そして僕は行くことに決めました。

ほかに行くところもないし、登校日は少なかった(週2日)授業も3時間なので行きやすいと思いました。

そして実際行ってみて最初はとても緊張しましたが、すぐに慣れていきとても楽でした。
朝も普通の学校より少し登校時間が遅いし、生徒もそんなに多くありませんでした。

勉強が全くできなかったのですが、そんなに難しくもなく、先生も優しい人で、しかも単位制だったので勉強についていけないなんてことはなかったので安心しました。
行事も体育館を借りてみんなで遊んだり、クリスマス会などがあってとても楽しかったです。
夏休みや冬休みが長くてそれもよかったです。

でも僕は学校以外であんまり勉強をせず、先のことを考えずに遊んでばかりいて将来のことをまったくかんがえていませんでした。

自由な時間をもっと有意義に使うべきだったなあと後から気付いてバイトを始めました。
学校とバイトの両立はそんなに難しくなくて、良かったです。

でも学校よりバイトを優先して学校鵜を休んだりするのはあんまり良くないと今では思います。

通信高校は今までの学校生活で一番楽しかったです。
あまり厳しくなく授業を聞いてるだけで良かったので、話すのが苦手な僕でも楽しめて、行って本当に良かったです。

今思うともっといろんな人に話かけて友達を作ったり、資格の勉強や将来何をしたいかを考えたほうがいいと思し、遊ぶ時間があるなら勉強をした方がいいと後悔しています。

もし見てる人にアドバイスをするならあまり遊ばず資格の勉強や将来自分が何をしたいのか考えた方がいいと思います。
時間がいっぱいあるので大学にも進学してもいいと思いました。