通信制高校を調べていると、よく出てくるのが「単位制」という言葉。
「単位制ってどういう意味?」「全日制とどう違うの?」「どうやって単位を取るの?」
そんな疑問を抱えている方に向けて、この記事では通信制高校の単位制の仕組みと、単位を取得する流れについてわかりやすく解説していきます。
単位制とは?全日制との違い
単位制とは、教科ごとに定められた「単位数」を積み上げて卒業を目指す制度のことです。
対して、一般的な高校で採用されているのは「学年制」で、学年ごとに決められたカリキュラムをこなさないと進級できません。
つまり、単位制では:
- 学年の枠にとらわれず、自分のペースで学習できる
- 必要な単位をすべて取得すれば卒業可能
- 再履修や科目変更がしやすい
この柔軟さが、通信制高校の最大の特長でもあります。
通信制高校で卒業に必要な単位数
通信制高校でも、卒業には一定の単位取得が必要です。
- 合計74単位以上の取得
- 3年以上の在籍
- 特定科目の履修(国語・数学・英語など)
この要件をすべて満たすことで、高等学校卒業資格が得られます。
単位を取得するための3つの要素
通信制高校で単位を取るには、以下の3つが基本です:
- レポート(課題)の提出
- スクーリング(面接指導)への出席
- 単位認定試験の合格
① レポート(課題)
教科書や映像授業を使って学習し、決められた枚数のレポートを提出します。これが学習の中心となり、内容をしっかり理解することが重要です。
② スクーリング
スクーリングとは、実際に学校や指定の会場で先生の授業を受ける日のこと。科目ごとに出席が必要な回数が決まっています。
学校によっては、オンラインでのスクーリングを取り入れている場合もあります。
③ 単位認定試験
レポートをすべて提出し、スクーリングに出席したうえで、単位認定試験(テスト)に合格すると、その科目の単位が認定されます。
試験の難易度は学校や科目によって異なりますが、しっかりレポート学習をしていれば合格可能な設計になっています。
単位の取得はどう積み上がる?
通信制高校では、毎年自分で履修する教科を選び、単位を積み上げていきます。
たとえば、1年目に20単位、2年目に25単位、3年目に30単位と取得していけば、3年間で卒業に必要な74単位を超えることが可能です。
途中で転校した場合は、過去に取得した単位を引き継げる場合もあるので、転校先での相談が重要になります。
自分に合ったペースで学べるのが魅力
単位制の最大のメリットは、「自分に合ったペースで学習できる」という点です。
- アルバイトや習い事と両立したい
- 病気や体調不良で通学が難しい
- 早く卒業して進学や就職を目指したい
といった多様なニーズに応じて、学び方を調整できるのが通信制高校の魅力です。
まとめ
通信制高校の単位制は、「学年」よりも「単位の積み上げ」によって卒業を目指す柔軟な仕組みです。
卒業には:
- 74単位の取得
- 3年以上の在籍
- 必修科目の履修
が必要であり、単位取得のためには、レポート・スクーリング・試験という3ステップをこなす必要があります。
全日制に比べて自由度が高い分、自分で計画的に取り組むことが求められますが、自分らしく学べる魅力的な仕組みです。
通信制高校を検討している方は、単位制の仕組みを理解し、自分に合った学び方を見つけてください。