通信制高校では、自宅学習を基本としながら、年に数回〜月数回の「スクーリング(登校授業)」があります。限られた登校時間を有意義に過ごすためには、必要な持ち物をしっかり準備しておくことが大切です。この記事では、スクーリングに持って行くべき必需品と、あると便利なアイテムをリストアップして紹介します。
1. スクーリングに必須の持ち物
まずは、忘れると授業に支障が出る「必須アイテム」を確認しましょう。
- 学生証・身分証明書:出欠確認や校内入館に必要です。
- 筆記用具:シャープペン、消しゴム、ボールペン、赤ペンなど基本セットを用意。
- ノート・ルーズリーフ:授業のメモや課題記録に使用します。教科ごとに仕分けしておくと便利。
- 教科書・プリント:授業科目に対応する教材を忘れずに。前日までにスケジュールを確認しましょう。
- スケジュール帳またはスマホカレンダー:授業時間・集合場所・課題提出日を管理。
- 飲み物(水筒・ペットボトル):長時間授業に備え、水分補給は必須です。
- マスク・ハンカチ・ティッシュ:衛生面とエチケットの基本セット。
- 財布・交通系ICカード:通学・昼食・購買で使用します。チャージ残高も事前に確認。
ワンポイント:スクーリング当日は「筆記具」「教材」「学生証」の3点を忘れると授業が受けられないこともあります。必ず前日にリュックに入れてチェックしましょう。
2. あると便利なアイテム
授業の合間や移動中を快適に過ごすために、以下のアイテムもおすすめです。
- モバイルバッテリー:スマホ・タブレットで資料を見る機会が多いため、充電切れ防止に。
- クリアファイル・バインダー:配布資料やレポート提出用紙を整理するのに便利。
- 軽食・お菓子:昼休憩や長時間授業中のエネルギー補給に。
- ポケットWi-Fi:オンライン補講やリモート対応授業がある場合に役立ちます。
- 折りたたみ傘:突然の雨にも対応。通学時の必需品。
- エコバッグ:資料やお弁当を入れるサブバッグとして使用。
- 目薬・常備薬:長時間の画面学習や体調不良時に備えて。
- カーディガン・上着:教室の冷暖房に対応できるよう羽織ものを持参。
3. 宿泊を伴うスクーリングの場合
通信制高校によっては、合宿形式や地方校での集中スクーリングが行われることもあります。その場合は、通常の持ち物に加えて以下を準備しましょう。
- 着替え(2〜3日分):季節や気温を考慮して快適な服装を。
- 洗面用具:歯ブラシ・タオル・シャンプー・ボディソープなど宿泊施設にない場合もあります。
- 充電器類:スマホ・タブレット・PCの充電ケーブルを忘れずに。
- スリッパ・上履き:校内指定がある場合は要確認。
- 常備薬:普段使っている薬や絆創膏なども携帯。
- 小型バッグ:宿泊先と教室を行き来する際の持ち運び用。
4. 荷造りのコツ
- 前日チェックリストを作る:忘れ物防止に「必需品・便利品・宿泊品」で3区分。
- 重い物は下、よく使う物は上:リュックの中身を取り出しやすく配置します。
- 資料やノートはファイルにまとめる:科目ごとに整理するとスムーズに授業を受けられます。
- 天気・気温を確認:服装や持ち物を気候に合わせて調整しましょう。
5. まとめ:準備上手はスクーリング上手
スクーリングは、通信制高校生活の中でも「直接先生や仲間に会える貴重な日」です。忘れ物を防ぎ、快適に過ごすことで授業に集中し、より深い学びや交流を得ることができます。前日夜に荷物を確認し、当日の朝は慌てず出発できるよう余裕を持ちましょう。
持ち物リストをスマホメモや手帳に保存しておくと、次回以降のスクーリング準備がぐっと楽になります。小さな準備の積み重ねが、通信制高校での充実した学びを支える鍵です。
